マンションを売却しないで「賃貸する」場合の4つの注意ポイント

一生住むつもりで購入したマンションでも、なにかの都合で手放すことを考えなくてはならないこともあります。

転勤はないと思っていたのに、転勤になってしまった。

親が倒れて、同居をしなければならなくなってしまった。

マンションを手放さなければならなくなった理由には、色々なものがあるでしょう。

しかし、やはり「自分で購入したマンションなのだから、売らずに持っておきたい」と考える人もいるはずです。

「売却しないで売る」と決めた時に、注意しなければならないポイントはなんでしょうか?

「とりあえず賃貸で」は絶対にダメ!!

「マンションに住めなくなったけれど、売るかどうかの決心がつかないから、賃貸にしておこう」と考える人がいます。

でも、これは絶対にダメ!賃貸にするなら、賃貸にするからこそのメリットがなければ必ず破たんします。

地域にもよりますが、綺麗な賃貸マンションがどんどん建っていて競争率がたかいというところもあります。

こういうところに賃貸物件を出したとしても、なかなか借り手が見つからずに時間が過ぎていく…ということになりかねません。

もし、ローンがある状態で貸す場合は部屋を借りてくれるひとがいないと家賃収入がないことも。

借りる人がいなければ、家賃収入がないままローンの支払いを継続しなければならなくなるので大変です。

築年数が長くなると、どんどん家賃収入が減る

マンションは、築年数が長くなればなるほど価値がさがっていきます。

また、何人かの住人が入れ替わった場合は「入れ替わりがあるごとに価値が下がっていく」とも言われています。

年数がたって家賃収入が減った時、ローンを返していくことができるでしょうか?また、古くなれば修繕も必要になります。

そのお金も積み立てておかなくてはいけません。

そうまでして、マンションを維持する理由があるのかも考えなくてはならないのです。マンションをもつことで、固定資産税がとられますし管理費用もかかります。

家賃収入以外に、出ていくお金がとても大きいのです。

将来に売ろうとしたら、収益物件扱いになった!ということも

マンションを賃貸に出すと、その物件は「収益物件」という扱いになります。

つまり、自分たちが住むための物件ではなく、不動産投資をするための物件であるという見方をされてしまうのです。

この条件だと「毎月の利回り」から査定額が産出されるので、どうしても査定が厳しくなってしまいがち。

なので、売ろうと思ったらすごく安い価格になっていて驚いた!ということがあるかもしれません。

今後その土地の価値が上がる可能性があるかどうか

そのマンションがある場所が、エリア開発の予定地だった場合は価値が上がる可能性もあります。

人気のエリアになれば、「住みたい」と考える人が増えるので家賃も高めに設定することができますし、もしかしたらお得になるかもしれません。

ただ、このような予定がない場合はどんどん価値が目減りしていってしまうのが現実。

そうなると、まだそこまで築年数がいかないうちに「売る」という選択をした方が得な可能性もあります。

賃貸として残すことを考えるなら、その土地のエリア開発予定がどうなっているのかをしっかり考えてみてください。

まとめ

賃貸で貸すとなると、間に管理業者を挟まなければならないなどいろいろと大変なことも出てきます。

そうまでして賃貸で遺す価値があるのかどうか?売った方がいいのか?をきちんと考えましょう。

まずは現時点での物件の価値を査定で知り、貸したときの家賃収入などはどうなるのか?十分な値段の家賃収入はえることができるのか?・・・などを考えることをお勧めします。

よく家族で話し合うことが必要ですね。