マンション売買における「瑕疵担保責任」を理解しておこう

マンション売買する際に売主が負う責任の一つに「瑕疵(かし)担保責任」というものがあります。

この「瑕疵担保責任」は非常に大切なものとなりますので、きちんと理解をしましょう。

これはあなたがマンションを売却しようと思った時に、ぜひとも知っておかなければならない責任の一つになります。

瑕疵担保責任とは?

「瑕疵担保責任」は漢字を見ると・・・何やら難しそうな、ちょっと怖いイメージもあります。しかし、その中身は非常にシンプルな内容となっています。

「瑕疵」とは簡単に言えば以下のようになります。

瑕疵(かし)とは、通常、一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと。法概念としても用いられる。(wikipedia)

 

物件的には「ちょっと見ただけでは、すぐにはわからない欠陥」とういことになるでしょう。

マンションなどの物件売買取引は、買い主さんの側に立ってみるとけっこうリスクのある取引になります。

「本当に住むことに大丈夫な物件か・・・」「見えないところに問題なないだろうか・・・」など、心配はつきません。

このような問題というのは、内覧・見学では見つけにくいところ。見ただけではわからない場合がほとんどです。もしかしたら売主さんもわからないところもあるでしょう。

壊れているとか、破れているとか、傷があるとか・・・一目見ればわかるようなことであれば、すぐにわかりますが、実際には住んでみて初めて分かる問題というものも存在をします。

「瑕疵担保責任」とは、万が一住んでみてしかわからない問題が出てきた時は売主責任で直す、また契約の解除や損害賠償の請求ができます。これが、民法に定められた「瑕疵担保責任」の規定です。

主な「瑕疵」とは?

マンションにおいて代表的な「瑕疵」の問題は「水回り設備」「雨漏り」「白アリ」「建物の傾斜」「土壌汚染物」などが上げられます。

上記このような瑕疵が、後ほどに発見した場合に売主が責任を負うという民法上の規定になる。

また上記例は「隠れた瑕疵」ということです。しかし、分かっていながら、それを隠して売却すると別の責任を追及されますので、注意をしましょう。

逆にガラスや窓にヒビがあるとか、リビングドアの建てつけが悪いなどの不具合について、その場で説明をしておけば後の発覚でも瑕疵担保責任を負わなくても問題なしということです。

瑕疵担保責任を負わなければいけない期間・時効

瑕疵担保責任の期間は無制限ではありません。

契約によっては瑕疵担保責任を負わないということもできます。また、負う場合は期間を設定することも可能となっています。

それぞれのケースによって■年というように、一定の期間が決められているのです。

また、期間が契約内容に明記されていない場合は、買主が隠された瑕疵の事実を知ってから1年と定められている。

マンション売り主が業者などのプロではなく個人の場合、大体3カ月程度の「瑕疵担保責任」期間を定めることが多いよう。

またこれにも隠された瑕疵の事実を知ってから1年となり、その修復などを売主さんに請求できる。

例えば・・・

  • 引渡しから1-3ヶ月を瑕疵担保責任の期間とする
  • 売主が不動産会社の場合は、引渡しから2年(以上)
  • 売主の瑕疵担保責任を免除する

といった取り決めが多いようです。